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生と死を祝うクリスマス

波と太陽と空

クリスマスの起源

 

今日、12月25日はクリスマスです。

 

欧米では、そしてクリスチャンの方は、

 

この12月25日はキリストの誕生した聖なる日として、

 

お祝いをしてきました。

 

けれど、この12月25日をキリスト誕生日として祝い始めたのは、

 

4世紀頃と言われています。

 

では、それまではどうだったかというと、

 

クリスマスの起源については諸説あるようです。

 

太陽神の誕生日

 

その一つが、

 

紀元2世紀から4世紀にローマ帝国において広い範囲で信仰されていた、

 

ミトラ教の神であるミトラの誕生を祝う日であったという説です。

 

このミトラは、太陽神です。

 

現代では1年のうち最も日が短い冬至は、毎年変わります。

 

今年は、12月22日でした。

 

けれど、この頃、冬至は12月25日とされていたようです。

 

つまり、12月25日というのは、

 

太陽が出ている時間が最も短くなると同時に、

 

これから長くなっていく変わり目の日です。

 

太陽が最も短くなる、その「死」の瞬間というのは、

 

そこから少しずつまた日が長くなりはじめる「誕生」の瞬間でもあるのです。

 

最古の都市文明の太陽神

 

さて、このミトラの発祥についても諸説あります。

 

その一つが、アッカドの太陽神シャマシュに起源を持つというものです。

 

このシャマシュは、さらにシュメールの太陽神、ウトゥに遡れます。

 

シュメール文明は、人類最古の都市文明と言われ、

 

チグリス川・ユーフラテス川の間に興ったメソポタミア文明の

 

最も初期の文明で、紀元前3500年頃に始まったとされています。

 

長い手をもち、髭を生やした太陽神ウトゥは、

 

天にある東の門より日の出とともに現れ、

 

空を駆け巡ったあと、

 

西の地平線にある門から、

 

“空の部屋”に入り、そこで一晩過ごし、

 

翌朝また出てきます。

 

古い部屋のドアを閉め、新しい扉を開く

 

そんな象徴的な神話や背景がある、この12月25日。

 

どうぞ、皆さんもご自分の「生と死」をイメージしてみてください。

 

もちろん「生と死」と言っても、実際に死ぬわけではなく、

 

シンボリカルな意味で、です。

 

この1年の最後に、あなたが終わらせたいこと、

 

過去のものとして整理して、きちんと扉を閉めたいことは何でしょう。

 

それを終わらせるために、出来ることはあるでしょうか。

 

何かを捨てたり、手放したり、

 

言えなかったことを言ってスッキリすることかも知れません。

 

そして、古い扉を閉めた後に、

 

あなたが開けたい「新しい扉」は、

 

どんな扉でしょうか。

 

どんな世界に入っていきたいと思われるでしょうか。

 

その扉を開けるために、何が出来るでしょう。

 

古い扉を閉めて、明日から、そして新年から新たな扉を開けるために、

 

この年末に出来る「心の大掃除」があれば、

 

是非やってみてください。

 

楽しいパーティーも良いですが、

 

そんな一風変わったクリスマスも良いのではないでしょうか。

2018年12月25日 06:41

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