Helix Centre|東京・三鷹市・武蔵野市のカウンセリングルーム

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元とカラッぽ

日の出

元旦と新しい生命力

 

新年、明けましておめでとうございます。

 

今年も、新しい年が明けました。

 

さて、本日、1月1日は、元旦といいますよね。

 

もともと、この「旦」は地平線から太陽が昇ってくる様を表し、

 

「日の出」を意味しています。

 

そして、「元」は「はじめ」を意味しています。

 

つまり、「元旦」は一年の最初の日の出、元日の朝のことなのです。

 

この元日に、多くの方が初詣に行かれるのではないかと思いますが、

 

神道では、この「元(はじめ)」であるということを、とても重要視します。

 

ものの「元(はじめ)」には生命力と活力が宿る、と神道では考えます。

 

そしてこの「生命力の溢れた状態」こそが「善」で、

 

気枯れ(けがれ)、

 

つまり気が枯れて生命力が減退することは、

 

穢れ(けがれ)だと考えます。

 

だから、大晦日には一年のあいだにたまった汚れを、

 

大掃除をしてきれいに落とし、穢れをはらう。

 

そして元日をフレッシュな気持ちで迎え、生命力を蘇らせる。

 

日本人ほどお風呂好き、清潔好きな国民はいないと言われていますが、

 

心身を清め、お部屋を掃除して汚れを払うことを重視するというのは、

 

私たち日本人の根底に流れる価値観ではないかと思います。

 

カラッぽの哲学

 

年末の大掃除では、沢山のモノを断捨離された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この数年、断捨離やミニマリズムなどのコンセプトが

 

注目されてきましたが、

 

モノを減らし、空間を作ることを重視するのも、

 

日本に古来からある哲学ではないかと思います。

 

神社に話しを戻すと、

 

本来、神社には神が常駐していたわけではなく、

 

四方に結界をつくり聖なる空間を作り出すことで、

 

そこに神を招き入れていたと言われています。

 

カラッぽであるからこそ、そこに何かを招くことができるのです。

 

野口三千三のカラダ

 

野口体操の創設者である野口三千三さんは、

 

“からだの「から」は、カラッポの「カラ」。地球のエネルギーの通り道”

 

であると言いました。

 

本来、私たちのカラダは、何かがギュッとつまったようなものではなく、

 

食べ物や水、酸素といったカタチをしたエネルギーが

 

一時的にとどまっては、また外に出て行く、

 

「エネルギーの通り道」なのだと言っています。

 

さらに野口さんは、

 

私たちのカラダの60兆の細胞の「風通しがいい」ことによって

 

ほんの少しの、ささやかな変化を感じられるのが「爽やか」であり、

 

その「爽やか」な感じを感じられるのが、

 

「しあわせ」な状態であると言っています。

 

つまり、カラダの中に色々とため込まずカラッぽにすることで、

 

カラダのなかに地球のエネルギーを招き入れ、

 

それを感じ取れることが幸せなのではないかと思います。

 

今年も、皆様の心身にたくさんの生命力と活力が流れ、

 

良い一年となりますよう、、、

 

次回のブログでは、どうしたらカラッぽにできるのか考えてみたいと思います。

 

2019年01月01日 00:00

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